今回は退職後も、書道を通していろいろな人と出会い、またそれを糧として新たな目標を見つけて OBライフを満喫されている宮沢恵子さんの自宅を訪問しました。 |
入社はリビング、その後いろいろな部署を経験、経理・総務畑が長く退職時は管楽器を担当されていました。 ヤマハの組織改編の中で北海道の拠点が東京に統合された契機に1年早く退職されました。 |
書道との出会いは、お母様に勧められて地元の書道教室に通い始めたことからで、 途中休んだこともありましたが、40年ほどになります。 退職後の今は、書道を続けていて良かったと心から思える毎日で、改めてお母様に感謝しているとのことです。 |
書道を続ける傍ら展覧会活動も30代の頃から始め、 創玄展(創始者金子鷗亭)、毎日書道展、日展、北海道書道展等に出品していました。 (ちなみに雅号は宮沢爽光との事です) |
そうした宮沢さんに今年は嬉しいことがありました。今年度第59回北海道書道展で準大賞を受賞されました。 札幌ギャラリーでの展覧会や北海道新聞でご存知の方も多いと思いますが素晴らしいことでヤマハOBとしても 誇らしく思います。 また加えて今年度「改組 新 日展 第5回 日展 第5科」では2016年に続き2回目の入選の報せも10月に届き、 嬉しいことが続きました。 |
全道書道展作品集 |
2016年 日展入賞作品 |
2016年日展入選賞状を手に本人 |
2018年日展入選通知を手に本人 |
今は所属している日本書道研究会で10段師範という立場で毎月会員の方々の作品審査やお手本書き、 作品作成や北海道書道展審査員、創玄展の審査会員としての活動に充実したOBライフを送っています。 |
書道研究会審査員としてのお手本 |
ヤマハの北海道支店の最後を見届け、書に助けられる日々ですが、書は意外にも必要経費も多くかかるのですが、 ヤマハで長く働くことが出来たお陰だと感謝していますと最後はヤマハへの想いを述べ締めていただきました。 |
2018.11.2 作成 長尾