取材 文 杉野 俊郎 新谷 之尋 |
辻村さんと 杉野どさんこ通信編集長 | 辻村さんと 取材担当の新谷さん |
今回の取材場所は札幌市南区の「砥山(とやま)ふれあい果樹園」へ、 市が推進する「砥山農業小学校」で指導員を務める我等がOB会北海道支部ヤマハファーム農場長辻村輝夫さんをお尋ねしました。 辻村さんと言えば筆者が新入社員で北海道支店へ配属になった時、ピアノ技術で「塗装の辻村」と言われた名工でした。 ご本人に伺うとヤマハ野球部(本社勤務)からピアノ技術(東京支店)・北海道支店・広島支店に勤務され再度北海道支店へ、 技術・営業・総務畑を歩いてこられました。 長い札幌勤務で定年は北海道事業所で迎えられました。「北海道が好きだから」という理由で、以降札幌永住を決められているとの事。 定年後すぐに市の主催する「札幌農学校」へ入学、2年間の過程を終了。 その後、札幌市農政部からの協力依頼(ボランティア)を受け、現在の「砥山農業小学校指導員」を10年もの間続けられています。 |
訪問日は本年度第5回目の農業小学校開校日 (5月から年6回実施)、 砥山ふれあい果樹園でのリンゴの葉摘みと プルーンの収穫実習、 午後は枝豆、落花生、玉葱、カボチャの収穫と畑の管理作業、 お楽しみ試食会というプログラム。 参加されているのは17家族50名以上の申し込みがあり、 毎年大人気だそうです。 農業小学校指導員兼我等が辻村農場長 農業小学校会場「砥山ふれあい果樹園」 |
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朝礼 今日の作業内容説明 指導員 右から3人目が辻村さん |
運営指導に当たるのは協力会員農家9園と主催スタッフ。 |
リンゴの葉摘み作業開始 | 「これは取っていいけど、これはダメ」と丁寧な説明 |
今日の作業説明の後は、早速リンゴ園へ向かいリンゴの葉摘み作業開始です。 リンゴは太陽が当たらないと赤く熟すことができず、実に影を作っている葉を1枚ずつ丁寧に取ってやらなければなりません。 作業中も「先生~!」と呼ばれた辻村さん、 「この葉は取っていいけど、これはダメ!乱暴にちぎるとリンゴの実が落ちるからね」と優しく指導していきます。 この作業は試食がないので子供達がやや飽きてくる、30分で作業終了。 |
次はプルーンの収穫作業(これは試食付)、 目の色が変わった子供達に先生は実の熟し度合いの見方やもぎ方(これも乱暴に取ると他の実が落ちる) など懇切丁寧に指導します。 |
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保護者の皆さんも試食に大忙し |
指導員から作業開始の号令が出ると、子供達も親御さんも一斉に実もたわわなプルーンの木に群がり、 |
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プルーン収穫実習は試食の方が忙しい ? | これは熟しているかな ? |
冒頭でも記載しましたが、辻村さんはOB会ヤマハファームの農場長もされており、 |
2017.09.16 作成 長尾